令和5年度図書整備部の活動

令和5年 6月 14日 10時30分~

 活動は各学期2~3回、平日の午前中図書室に集まって、本の修繕やカバーかけの作業をしているそうです。
 今年度初めての今回は傷んだ椅子を廃棄し、新しい椅子と交換したり、図書室で保管していた学級文庫を各教室へ配置したりする作業をされていました。

傷んだ椅子 交換後の新しい椅子

傷んだ椅子の運び出し 椅子の運び入れ 学級文庫の仕分け

~図書整備部 部長さんにインタビュー~

. 今年度の部員数、活動内容などを教えてください。
A. 部長、副部長を含めて22名で活動しています。
  図書室の椅子の整備や本の修理、新刊本のカバー掛け、学級文庫のクラス分けや廃棄本探しなどを行っています。 

.
 活動していて困ること・大変なことはありますか。
A. 1学期に2回しか活動がないので、幅広くいろいろなことを行うのが難しいです。
  新刊本のカバー掛けがとても難しく、1回の作業ではなかな覚えることができません。

Q. 図書について保護者や児童に伝えたいことはありますか。
A. 何度も修理して大切に読む、そのお手伝いをさせてもらっています。
  傷んだ本があれば、図書室の本の「病院ボックス」に入れてくださいね。

  作業をしていると、ためになる本や面白い本など、いろいろな本に出会えることが、とても楽しみになっています。
  みなさん、図書室に是非推しの一冊を探しに来てくださいね!!!

~図書支援員 神野先生にインタビュー~
Q.
 図書支援員さんのお仕事について教えてください。
A. 図書の受け入れや廃棄、コンピューターによる図書の管理です。
   図書室を活用した学習の手伝いをしています。休み時間には本を一緒に探したり、委員会の子たちの仕事を見守っています。

Q.
 子どもたちの様子はいかがですか。
A. 中休みには多くの子どもたちが返却、貸し出しに訪れます。また、雨の日の利用も多いです。
  休み時間が短いので読みたい本を急いで見つけて戻っています。特に低学年の利用が多いです。


Q. 小学校の蔵書数や今年の新しい本やおすすめを教えてください。
A. 昨年度までの蔵書数は、およそ1万7000冊です。
   今年はサバイバルシリーズや、実験対決シリーズ、ホラーやミステリーなど人気の本が届く予定です。

Q.
 夏休みの読書感想文を書くときの本選びや書き方のアドバイスなどあれば教えてください。
A. 低学年は、最後まで読める本で本の内容と自分の体験が結び付けやすい本がいいです。
  中学年は、短い本より長い本の方が細かいところまで説明してくれているので、読むのに時間はかかりますが書きやすいです。
  高学年は、物語が苦手な人はノンフィクション(ドキュメンタリー、伝記、戦争もの歴史小説など)がおすすめです。


Q. 子どもたちが本を破損しにくくする工夫があれば教えてください。
A. 人気の本はたくさんの子どもたちが手にするので、どうしても破損してしまいます。それは仕方のないことです。
   扱い方としては、投げたり、落書きせず大切にすること。小さい子や飼い猫、犬などの触らない場所に置いておくことです。
   自分で直そうとせず、図書室にある「本の病院」に返却手続きをした後に入れてください。
   セロテープ等貼らないようにお願いします。
   貸し出し期間は1週間で、1~3年生は1冊、4~6年生は2冊までです。
   貸出期間を過ぎてもそのまま返却手続きをすれば構いません。
   しかし、学期末には必ず返却するようお願いします。(長期休みには貸出冊数は変わります。)


Q.
 保護者に向けてメッセージをお願いします。。
A. 本は心の栄養です。たくさん本に触れる機会を作ってあげてください。

取材した感想
 子どもたちが安心して図書室を利用できるように、本の修繕だけでなく、図書室で使用するたくさんの椅子の運び出しをされていました。図書支援員の先生や図書整備部の活動のおかげで、本だけでなく、図書室全体の環境がキレイに保たれていることを知りました。
 取材に協力していただいた皆様、御協力ありがとうございました。

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